農家は休みがなくて忙しいの?という疑問にお答えします。
稲作&スイカ農家の1年間のスケジュールを公開します。
脱サラして農家に転身して2年、会社員時代の友人からは
「忙しくてお休みないんじゃない?」
なんて質問をよく受けます。
そこで農家の生活はどのくらい忙しいのか?について、1年間と1日のスケジュールをもとにまとめました。
この記事はこんな人に読んでほしいです。
- 農家がどのくらい忙しいか知りたい
- 農家の生活スケジュールが知りたい
- 農業や田舎ぐらしに興味がある
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我が家では稲作とスイカを栽培しています。
だいたい仕事量&収入の比率は、稲作:スイカ=9:1。
農作業のほとんどの時間を稲作に費やしています。
稲作の作付面積は約19ヘクタール。
5ヘクタール以上の耕地面積がある農家は「大規模農家」と呼ばれるので、我が家も大規模農家に該当します。
15ヘクタール以上の耕地面積がある農家は、農家全体の約0.4%
現在主に農作業をしているのはわたしの父と夫の2名。
わたしの母は農業戦略担当@自宅で、繁忙期は農作業を手伝っています。
田植えの時期は、アルバイトを数名一週間ほど雇っていますね。
稲作&スイカ農家の忙しさは?1年間のスケジュールを公開するよ
それでは稲作とスイカの栽培をしている我が家の1年間のスケジュールを簡単に紹介しますね。
忙しさMAXを星5つ、超ヒマな状態を星1つとしています。
月 | 忙しさ | 仕事内容 |
3月 | ★★★ | 農作業の準備 |
4月 | ★★★★★ | 育苗 |
5月 | ★★★★★ | 田植え |
6月 | ★★★★ | スイカ・草刈り |
7月 | ★★★ | スイカ・草刈り |
8月 | ★★★★ | スイカ収穫・草刈り |
9月 | ★★★★★ | 稲刈り |
10月 | ★★★ | 農作業の片付け |
11月 | ★ | ー |
12月 | ★ | ー |
1月 | ★ | ー |
2月 | ★ | ー |
農作業は3月にはじまり、10月に終わります。
その年の農作業がはじまると、それから8ヶ月間は基本的にお休みの日がありません。
お休みになるのはひどい雨降りの日ぐらいですね。
だから晴れて暖かい日に家族でお出かけできる日が少ないのがちょっと悲しい…
用事がある日はスケジュールを調整してお休みをもらったりしていました。
私や子どもが急な体調不良の時は、仕事を早めに切り上げてもらうなど柔軟に対応することができます。
そして11月から2月は農作業がお休みの時期です。
基本的には農作業は4ヶ月間お休みです。
なので、1年365日のうち約120日が休日ということになります。
こうしてみると一般的な会社員の年間の休日日数とだいたい同じかな?という感じですね。
農作業がない冬の間は雪かきをしたり、副業のアルバイトに行ったりしています。
稲作&スイカ農家の忙しさは?1日のスケジュールを公開するよ
農作業の時期(3月~10月)の1日のスケジュールを紹介します。
時刻 | 内容 |
AM4:40 | 起床 |
AM5 | 朝仕事開始 |
AM7 | 朝食 |
AM8:30 | 午前仕事開始 |
PM0 | 昼食 |
PM1:30 | 午後仕事開始 |
PM6 | 仕事終了 |
基本的には上記のようなスケジュールです。
日の出とともに起床して、日の入りとともに仕事が終わる…という感じですね。
休憩時間を除くと1日約9時間30分もの間、農作業をしていることになります。
基本的には体を動かす肉体労働である農作業。
1日に9時間30分もの間、肉体労働をするってめちゃくちゃ大変そうですよね。
実際に農作業をしている夫に「早起きするの大変じゃない?肉体労働大変じゃない?」と聞いたところ、「早起きは1ヶ月で慣れた。肉体労働は半年で慣れた。」と言っておりました。
ちなみに夫の身体スペックはこちら。
- 筋力は中の下レベル
- 持久力は中の上レベル
- 会社員時代は運動一切なし
このように取り立てて運動能力や体力があるわけでもない夫ですが、忙しい肉体労働をがんばれる秘訣を聞いてみたところ、
「気合だぁ~~~!」という回答をいただきました。
農業は体力だけでなく気持ちの強さも大事なようです。
育てる野菜によって忙しさは全然違う!

一口に農業と言っても、育てる野菜や果物によって忙しさは全然違うんですよね。
例えばリンゴ農家の場合、一般的に農作業は1月~11月に行います。
なので農作業がない時期はたったの1ヶ月間。
どんな作物を作るか、何品目を作るかによっても年間スケジュールは全く違うものになります。
子供と過ごす時間・夫婦で過ごす時間は会社員時代と比べて増えた?

会社を脱サラして農業をはじめた時にわたしが一番気になったのは、農業をはじめたことで子どもと過ごす時間は増えるの?それとも減るの?ということ。
現在わたしは1歳の育児に専念中の為、夫と子供たちが過ごす時間は増えたのかどうかについて調査してみたいと思います。
夫の会社員時代は残業がデフォルト、帰宅時間は夜の7時~9時ぐらいでした。
そうすると平日に子供と過ごせる時間は3時間です。
一方農業をはじめてからは、平日は5時間ほど子供と一緒に過ごしています。
特に変わったのが、子供の保育園がお休みの日の過ごし方です。
夫の仕事場は庭か畑か田んぼなので、天気がいい日の午前中は夫の仕事を見に行くことが多いですね。
「パパお仕事がんばってるね~」と様子を眺めたり、草木や生き物と遊んだり、庭仕事をお手伝いしたり…
子供に仕事をしている姿を直接見せられるって素敵なことだなぁと思っています。
1年を通してみてみると夫と子どもが過ごす時間は4割増し…といったところでしょうか。
一方夫婦で過ごす時間はとてつもなく増えました。
基本的に自宅で3食ご飯を食べるようになったのと、農作業がない冬に自宅にいる時間が長いからですね。
わたしは夫のことがめちゃくちゃ大好きなので一緒にいる時間が長くなってうれしいですが、もし夫婦仲が悪いなら一緒に農業をするのはキッツイな…と思ってしまいますね(笑)
稲作&スイカ農家の忙しさは?まとめ
脱サラして農業をはじめて2年目、農家の生活リズムにもだいぶ慣れてきました。
農業の忙しさはどんな作物を作るかによって全く変わってきます。
スイカ&稲作農家の我が家の場合を参考にしていただけたらうれしいです。
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